開催概要
第70回 全国芽生会連合会 京都大会開催記念
京文化と食の未来フォーラム
in 祇園甲部歌舞練場
「和食」のユネスコ無形文化遺産登録から10周年を迎えるなか、「京料理」が登録無形文化財に登録(2023年11月)され、国内外で「和食/京料理」に対する関心がますます高まっています。
本フォーラムでは、「おもてなし文化~受け継がれゆく京の花街~」の象徴である祇園甲部歌舞練場を舞台に、京料理をはじめ、華道や能楽、京菓子などさまざまな日本の伝統文化の相互の関係性をひも解くとともに、50年、100年、その先へと日本文化を継承していくために必要なことは何かを皆さまとともに考えます。
日時/2024年10月29日(火)
14時15分~17時15分
受付:13時~
開場:13時45分
開演:14時15分
終演:17時15分
場所/祇園甲部歌舞練場
(京都市東山区祇園町南側570-2)
料金/10,000円(税込)【全席指定】
-プログラム-
第一部 14時15分~
生間流式包丁/萬亀楼平安時代から宮中で節会等のおめでたい日に行われてきた歴史ある食の儀式を披露。
第二部 15時~
「京文化と食の未来」京都の伝統文化に携わる次世代を担う方々にお集まりいただき、 多角的な視点で食文化の魅力を伝える。
第三部 16時40分~
手打/祇園甲部芸妓連が紫檀の拍子木を打ち、唄を歌いながら登場する華やかで雅やかな格調高い伝統儀式を披露。
-出演者-
【金剛流若宗家】1988年生まれ。金剛流二十六世宗家金剛永謹の長男。幼少より、父・金剛永謹、祖父・二世金剛巌に師事。自身の演能会「龍門之会」 主宰。同志社大学文学部卒業。京都市立芸術大学非常勤講師。公益財団法人金剛能楽堂財団理事。京都市芸術新人賞、京都府文化賞奨励賞受賞。重要無形文化財総合認 定保持者。
【華道家 写真家】華道家元池坊次期家元の池坊専好の長男として京都に生まれる。慶應大学理工学部入学後、東京大学法学部入学。東京大学卒業時に成績優秀として「卓越」受賞。池坊青年部代表を務める。自分の生けた花を撮影し写真としても表現。信条は「光を感じ、草木の命をまなざすこと」
【聖護院八ッ橋専務取締役】京都市生まれ。京都大学経済学部経済学科在学中に、カリフォルニア大学サンディエゴ校エクステンションにてPreMBA取得。卒業後、信用調査会社勤務を経て、2006年聖護院八ッ橋総本店に入社し、11年に新ブランド「nikiniki (ニキニキ)」を立ち上げる。京都府教育委員会委員。
【瓢亭15代目当主】1974年、京都府生まれ。父は瓢亭十四代当主の髙橋英一氏。東京の大学を卒業後、石川県金沢の料亭「つる幸」で3年間修業。次いで父のもとで瓢亭の料理人としての経験を積み、2015年に代表取締役就任、十五代目当主に。2004年、NPO法人日本料理アカデミーの設立に携わり、子どもたちへの食育、世界のシェフとの交流など国内外の両軸で日本の伝統料理の普及に尽力。
-参加者お土産-
-物販/展示コーナー-
各種飲食・展示・販売コーナーもお楽しみいただけます。
■出展:永楽屋、小川珈琲、ギャラリー北野、京の食文化ミュージアムあじわい館、京のふるさと産品協会、グッドニュース、Daigasエナジー、竹本油脂、テクニカン、日本トリム、野田屋、ハーベス、福島鰹
申込-チケット
お一人様 10,000円(税込)【全席指定】
※祇園甲部歌舞練場1階席・2階席全席共通価格
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フォーラム開催に寄せて
文化庁 都倉俊一
「令和の大改修」を終えて新装開場された祇園甲部歌舞練場を舞台に、本フォーラムが開催されることをお慶び申し上げます。千年を超える歴史を連綿と紡いできた京都の街で育まれてきた京料理は、食材の持つ魅力を最大限に引き出す料理人の卓越した技術と、接遇を担う女将や仲居のおもてなしの心が織りなす、我が国が世界に誇るべき文化です。参加者の皆さまにはその魅力に改めて思いを馳せ、次代に継承する活動の応援団になっていただければと思います。
京都府知事 西脇隆俊
1200年にわたる長い歴史と四季折々に表情を変える豊かな自然の中で育まれてきた京の食文化は、旬の食材を活かす豊かな感性と、たゆまぬ研鑽により磨かれた匠の技、「おもてなしの心」により、今日まで受け継がれてきました。社会構造の変化や価値観の多様化が急速に進展する中、日本の食文化の伝統と格式を次代に引き継ぐための新たな価値が本フォーラムを契機に創出され、「文化首都・京都」から世界に発信されていくことを祈念しております。
京都市長 松井孝治
「料理も芸術である」美食を追求した芸術家・北大路魯山人の言葉です。
日本各地の選りすぐられた新鮮な食材と目利きと技、料理を彩る器や調度品、そしてなにより真心で人の心を動かす日本料理は、正に日本が世界に誇る「総合芸術」です。本フォーラムを通じて、日本料理の未来を担う若き料理人の皆様の一流の技に、さらに腕に磨きをかけていただくとともに、錦秋の京都の美食と景色を心ゆくまで御堪能ください。
会場アクセス
祇園甲部歌舞練場
〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-2
・京阪電鉄 祇園四条駅 6番出口より徒歩8分
・阪急電鉄 京都河原町駅 1番出口より徒歩10分
・JR京都駅からはお車(タクシー)で約20分程度
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京都料理芽生会は1955(昭和30)年、日本料理の発展と、伝統と格式のある京都の食文化を次世代へ継承するために発足しました。
以来、京料理ならではの品格と伝統を守りながらも、斬新さを追究していく挑戦的姿勢を大切にし、先人から営々と受け継がれてきた京の食文化を次世代へと、また世界へと発信しています。
全国33の地区芽生会の連合組織で、約400名の会員で構成。
芽生会間の総合調整と会員相互の親睦を深め、料理業等の研鑽を通して日本料理の振興と伝統文化の高揚発展を図っています。
お問い合わせ
京文化と食の未来フォーラム事務局(京都新聞COM内)
TEL: 075-241-6171(平日10時~17時)